レムリア Lemuria オレンジ/レッド/ターコイズ

レムリア(センセーショントリコロールボトル6番) カラーセラピー

「レムリア」は過去インド洋にあったとされる幻の大陸です。

聖典・伝承は、繁栄を極め・堕落し・破滅する数々の文明の情報を教えてくれています。反面、今を生きるわたしたちは、
「過去の教訓に学び、地上に再びの楽園・理想郷を創る」
ことも出来るはずです。

このボトルは、アカシックレコード(ターコイズ)の上に築かれる人間の楽園(オレンジ/レッド)のシンボルです。

 

色からシンボルを読み解く

B3「DML」と同じく、上の2層が火の色(オレンジ&レッド/ストレート・能動・暖色)であるのに対比し、最下層は水の色(ターコイズ/フレキシブル・受容・寒色)です。この火と水の色のバランスに留意します。

 

トリコロール6番レムリアボトル

ターコイズの海に浮かぶ人間の楽園

B6「レムリア」オレンジ/レッド/ターコイズ

この3色がポジティブであれば
  • 上層のオレンジ「感情の喜び・人生の楽しさ」「楽園」
  • 中層のレッド「人間の肉体」「地上」「地に足をつけ生きる」
  • 下層のターコイズ「アカシックレコード(古代文明・失われた叡智)へのアクセス」「潜在意識との繋がり」

過去の記録とアクセスすることでカルマを解消し、この現実世界に新たな楽園を創り上げるパワーと創造性にあふれるボトルです。

この3色がネガティブであれば
  • 上層のオレンジ「享楽的な」「安きに流れる」
  • 中層のレッド「せっかちで危険を冒す」「結論・成果を急ぐ」「物質性への固執」
  • 下層のターコイズ「気ままで流されやすい」「優柔不断」

周囲に流されるまま、楽な方・楽しい方に偏り、過去の過ちを再び繰り返し続けてしまうかもしれません。

 

レムリアのシンボルから色を読み解く

「過去、人類がかつて築いた(であろう)ユートピア」のボトル、ゴールデンエイジのボトルです。

ターコイズが最下層にありますが、例えばムー大陸、レムリア、アトランティスなど、
「かつてあった(であろう)高度な文明を持った島」しかし、「今は海に沈んで失われてしまった」
確証がない黄金時代・理想郷伝承は世界各地に多く残っています。

最下層のターコイズは「海」。ユング的に海は集合的無意識、そしてアカシックレコードの象徴です。
ターコイズの海の上で、楽園を謳歌する生命・肉体(オレンジ&レッド)

とも見えますし、

アカシックレコード(ターコイズ)と潜在的には繋がりながら、今の物質世界に生きる人間(オレンジ&レッド)のバランス

と見ても良いですね。

https://color-white-tara.com/turquoise05/

わたし個人としては海上の楽園より「シャンバラ」や「桃源郷」など山奥の理想郷に惹かれますが、なぜ人間は「ユートピア」「理想郷」を夢見るのか。なぜ未来ではなく「過去にかつてあった。しかし今は失われた文明」にトキメクのか。

「失われた楽園」が、国や時代、文化越えて人間を魅了し続けたことを考えると、人間の普遍的無意識には最初から「失われた楽園幻想」が刻まれているのかもしれません。

 

レムリア伝説

元々は12,000~14,000年前に太平洋に「ムー大陸」と呼ばれる幻の巨大大陸説がありました。

1874年、動物学者のフィリップ・スクレーターはアフリカのマダガスカルとインドネシア・マレー半島にしか生息しないキツネザルの生態を調査する中、
「アフリカとインドネシアに類似する生態の動物が多くみられる。かつてはアフリカとマレー半島を繋ぐ巨大な大陸がインド洋にあったのでは?」
と仮説を立て、大陸の名をキツネザル(Lemur)からLemuriaと名付けます。

1888年、ブラヴァッキーが著書「シークレット・ドクトリン」でインド洋説を否定し、太平洋上にあったとしたため、神秘主義者には「ムー大陸」→「レムリア大陸」として知られるようになります。

しかし、ムーもレムリアも物理学的・地質学的に実在は認められていません。

「証明」されると「妄想が限定される」ので、神秘主義者的には証明されないほうが妄想が捗りロマンが広がる…んでしょうね(笑)

そのブラヴァッキー(神智学)は、レムリアを「至上の楽園」的には扱っていません。進化論の真っただ中に提唱した独自の進化論「霊的進化論(ルート人類説)」では、

第1根源人類=肉眼では捉えられない霊的存在。アメーバに近い形態。
第2根源人類=エーテル体。現在の北極に、かつてあった大陸に存在していたようです。
第3根源人類=レムリア。両性を持つクラゲ状の形態。→6万年前~4万年前に沈んでいます。火山活動で崩壊した後、破片がマダガスカル、イースター島、オーストラリアなどになりました。
第4根源人類=アトランティス族。住民はみな霊媒能力がありました。→1万2千年前に沈んでいます。
第5根源人類=アーリア人。→現代

としています。

神智学のルート人類説は19世紀から現代に至るまで多方面の神秘主義者に影響を与えており、派生しまくってます。

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わたしがオーラソーマ現役だった頃(まだアセンション前)、
「なんでオーラソーマってこんなにアボリジニ・ツアーが多いの?」
と疑問に感じてました。後から神智学を知り「オーラソーマ、アトランティスとレムリア大好きだったもんね」理解したのでした。

 

アトランティス伝説

ムー大陸やレムリアと異なり、アトランティスはプラトンの著作で触れられています。しかしギリシア時代(BC~)から見て「9000年前に沈んだ」幻の大陸であり、プラトン自身もまた聞きで耳にしています。

ポセイドン自身は2つの泉~一方は源から温水が、他方は冷水が湧き出る~を地下から地上に湧き出るようにし、大地からありとあらゆる作物を豊富に実らせるなどして中央の島を易々と飾った~中略~オリハルコンの類は、その頃、金は例外としてもっとも貴重な金属で、島のいたるところに分布していた。~中略~大地が産する香料ならなんでも、つまり根、草、木から採取されるものであれ、花や果実から蒸留される樹液から採取されるものであれ、これらを産出し見事に実らせた。栽培された農作物、主食のための穀物、他にも我々が食事のために使うすべてのもの、食物や飲み物になったり、搾油される木の実や、遊びや快楽のために貯蔵のきかない果実の類、これらすべてを、太陽のもとにあった聖なる島が限りなく豊かに実らせたのである。

ギリシアの指導者ソロンはエジプトの神官からアトランティスの話を聴き、クリティアスの祖父(先代クリティアス)に話しました。プラトンの弟子「クリティアス」は幼いころに祖父から聴いたアトランティスの話をプラトンに話し、その内容が対話集にまとめられています。

※カラーセラピスト勉強会「カラーシンボリズム」参加者はターコイズの回を思い出してください。

レムリアに限らず、失われた楽園伝説は「かつてあった(かもしれない)人類の黄金時代」の象徴でした。

いつもわたし達は「その楽園を、すでに失った側」の視点でしか語れません。

現代のわたし達からは「黄金時代」に見える古代ギリシア時代ですら、
「過去の人類は今よりも遥かに優れた、遥かに美しく平等な世界を創る能力と智慧を持っていた(に違いない)。しかし今はそれは失われてしまった」
と考えているのが面白いですよね。

人間の潜在意識には「失われてしまった時代への憧憬」と同時に、「過去、大きな繁栄を消失させた過ちへのトラウマ・ショック」(オレンジ)も刻まれている気がします。大抵の文明は、人間が権力や宗教を誤用したり享楽・悪習に耽ることで滅びてますし。

だから普遍的無意識に「過去に失われた楽園・黄金時代に焦がれる気持ち」があるんじゃないのかな~。

※カラーセラピスト勉強会「カラーシンボリズム」参加者は「アトランティス」はターコイズ、「黄金自体」はゴールドの回を思い出してください。

ターコイズは失われた文明(レムリア・アトランティス)のシンボル

ターコイズは失われた文明(レムリア・アトランティス)のシンボル

 

オレンジは「過去の傷を癒す」「タイムラインのヒーリング」をし、「楽観的かつ建設的により楽しく、美しい人生を創造する」色。
レッドは「ベース(基礎)を固め」「物質界の安定を手に入れる」「大地と繋がり、地に足をつけて生きる」色。オレンジ&レッドは「感情」と「肉体」を表し、まさに「肉体を持ち、五感を使う人間そのもの」です。
ターコイズは「過去を生かして未来を作る」「カルマの報酬を受け取る」色であり、「アカシックレコード」から「過去の文明から学び」、「世界を繋ぐグローバル・コミュニケーション」の色でもあります。

 

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