オレンジ色とショック・アブソーバー

ショックとトラウマのオレンジ色 カラーセラピー

センセーション&オーラライトの改定版テキストでは「オレンジ色のネガティブはない」と変更がありました。

となると「今までのオレンジのショック、トラウマってなんだったんですか?」という質問も増えてまして、下記にまとめました。

第2チャクラと刺激の色・オレンジ

オレンジは視覚的に「刺激が強い」色。
また、チャクラでは第2セイクラル・チャクラの色。仙骨・脾臓・腸を司り、脾臓は「感情が宿る場所」です。

では、あなたがオレンジ~刺激~を感じるのはどんな時ですか?

オレンジの補色であるブルーは、平和で穏やかな毎日のイメージですよね。
対のオレンジは、日常の中の非日常・パーティや祝祭、イベントなど「多くの人が集まり」「皆で楽しく過ごす」…ポジティブな「感情」を満たす「刺激」が連想しやすいと思います。

しかし「刺激」すべてがポジティブとは限りません。ネガティブな刺激は「突然のトラブル」「予期せぬ悲劇」「予期せぬ喪失」から受ける「衝撃」です。
ただし、衝撃のただ中にいる時は、意外とオレンジを選べない…むしろ「色そのものを拒否」または「クリア」を選ぶ方が多い(当校比)です。

オレンジを選ぶ段階では過去に受けた衝撃(ショック・感情の傷)の整理が済み、傷を手放す準備が出来ている方が多いです。
「腸」は「吸収作用」があります。過去のネガティブをオレンジに吸収させ、感情の安定を取り戻し、次のステップへと向かう準備完了サインと考えてもいいでしょう。

よってオーラライト26番は「フォース・オブ・エモーションズ(感情の力)」と同時に「ショック・アブソーバー(ショックを吸収する)」の名前も持つのです。

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微細身解剖学的なオレンジ

微細身解剖学では、わたしたちの物理的肉体は幾層ものサトルボディに包まれています。

その中でもエーテル領域は過去の記憶~ショックやトラウマ~を蓄えています。通常、エーテル領域は卵のようにわたしたちの物理的肉体を包み込み、個人の精神発達とともに美しく大きく輝いていきます。

オーラカラー鑑定(オーラ写真)

オーラ測定ではオーラの形が「綺麗な卵型」かどうかも重要な鑑定ポイントです

しかし、人が強烈なショックを受けた時、腹の中にある真のオーラは身体の左側・肋骨と骨盤の間~まさに脾臓(感情の宿る場所)の位置ですね~にある「エーテルギャップ」へとズレてしまいます。
オレンジはエーテル体と結びつき、この「ズレ」を修正します。(オーラソーマ的には)

当校が教えているカラーセラピーでは微細心解剖学は入れてませんし、オーラソーマは3,5チャクラに真のオーラが宿るという独自の準拠で「ズレる」という表現を使っています。

よって(オーラソーマも微細身解剖も未履修の)センセーションやオーラライト履修生が、上の一文で理解できるとは思えませんし(笑)、今現在はオーラソーマから離れて10数年のわたしが、当校履修生へ詳細に説明する必要も感じませんが、

  • ボトル型カラーセラピーのスタートはオーラソーマである。
  • 海外のカラーセラピーは大なり小なりオーラソーマの影響を受けている。
  • そのオーラソーマで「オレンジはこのように解釈されている」

ここから始めないと「疑問符のカオス」に沈む生徒さんがまれにいるので…。理解できない方はスルーしてくださいね。

オーラライト26番オレンジ/オレンジは「ショックアブソーバー(ショックの吸収)」の名を持ちますが、オーラソーマ26番の名前は「ハンプティ・ダンディ」です。

ハンプティダンプティ
マザー・グースや鏡の国のアリスで知られるハンプティ・ダンプティは、塀から落ち割れてしまいます。
卵型であるエーテル領域と、そのズレや破損。それらを回復させるオレンジのリカバリーをハンプティ・ダンプティの象徴で端的に表現してます。

ハンプティ・ダンプティほどではなくても、人生の中に予想できなかったショックな出来事が襲いかかり衝撃を受けることもあれば、突然の傷を負うこともありますよね。
日常の中の非日常、突然のショックもオレンジです。
時間薬で長期的にショックを自力修復する人もいますが、割れた卵が自力で円に戻れないように、外側から救済のサポートを受けないとどうにもできない場合もあります。

割れてしまった卵は自力では2度と元に戻れません。その破損を修復するのがオレンジです。

 

オレンジ色の経験を増やす

上記はオレンジがショックを癒す「説明」「理由」ですが、これを頭の片隅に置き、カラーセラピストとして「色を使う側に立ち」オレンジ色の経験を積んでください。

オレンジの意味「感情」「ショック・トラウマ」

カラーシンボルは理屈や理由付け可能なものばかりではありません。

カラーシンボル(色の意味)は文化です。文化に万人を納得させるための理由や理屈はありません。頭で考えず、体感する方が早いです。

例えば、身近な人が悲しみから立ち直るプロセスを見守ってみてもいいです。そこにオレンジ色は存在してますか?もしくはオレンジ色をサポートとして提案するとどのような反応でしたか?
理屈も理由も知らずとも「オレンジ色のリカバリー経験」を持つ人が多いことに気づくはずです。

オレンジ色の服を着る心理・その2
オレンジ色の服を着る・その1では、 まだ色の意味性を知らなか...

それも「出来ない」という方は上記で一部シェアしてます。ご参考までに。

また、イメージをしてください。レスキュー隊の制服は視認性の高い「レスキューオレンジ」が規定されています。

もしあなたが被災や事故でレスキューを待つ側なら、遠くから見えるレスキューのオレンジに何を感じますか?
  • 平和な日常が続けば見ずに済んだオレンジ色は、あなたが受けたショックや「日常が壊れた」感覚を与えるかもしれません。
  • でも、今現在救命を待ちわびている・被災してるあなたの目には、オレンジはレスキュー(救済)のサインでもありますよね。

色そのものは明るく華やかでネガティブな要素が見当たらないオレンジ色。ですがその色を取り巻く状況は両義的です。

「頭や理屈で考える」より「体感(オレンジのワードですね)」したり「経験者が通ったオレンジのリアルを聴く」ことで初めて腑に落ちるのです。

 

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