色のイメージと心理

「自然物(基本連想物)」から受け継いだ色のイメージや、カラーセラピーの「色相環(カラーサークル)」から成り立つ色の意味など、色の意味がどのように成り立ち、人の暮らしの中で心理的効果・生理的効果を与えてくれるのか。

カラーセラピーの基礎知識

紫色(バイオレット)のレッド(火)とブルー(水)

バイオレットは赤と青の混色。古来より人間に「暖かさ」を与えてきた「火」と、「冷たさ」の「水」。2つの相反する質を併せ持つ色です。火と水は互いに打ち消し合い、拮抗する2つのエネルギーのダイナミズムは「大いなる変容」「変質」を生みだします。「水」と「火」という対極のアンバランスさを内包するバイオレットだからこそ、変化の色でもあるのです。
カラーセラピー

ターコイズの色の意味を深める

色の意味は「基本連想物(自然物)」からのイメージ・シンボルに依るものが多く、ターコイズは河と海の色。上流から中流、下流に蛇行しながら流れる河は、やがて「海」に流れ着く。海に流れ着いた水は水蒸気になり天へ還り、雨に変わり再び地に降りる。ユングの区分で「陸は意識、海は潜在意識」ゆえに「海のターコイズ」→「潜在意識」「大河流域は古代文明発祥の地」→「河が流れ込む海には人類の文明史が記録されてる」→「集合的無意識(アカシック・レコード)」
自然(基本連想)物から生まれた色の意味

ターコイズ色の基本連想物

河川の色のターコイズは、古くから「運命」「人生(のサイクル)」「因果関係」の象徴なのです。ただし…泥土が積み重なり「流れが滞った」河は水が汚濁していきます。「不自然」「不調和」「停滞」の状態です。「運命」「サイクル」「因果関係」を滞らずに流すには、「デトックス」「浄化」「絞り込み」が欠かせません。
色のイメージと心理

ピンクの意味(色相環)~2018年メルマガ

ピンクは特別な色。ピンクは、1次色の赤色+全てを持つ光(色相環の円周上にない)が合わさる色。「明度が高い赤」「ペールレッド」など「赤」を主体とした言い回しも多々ありますが、ピンクは「ピンク」としてのイメージが充分に受け入れられている色でもあります。 ここでまず、赤とクリアの意味を振り返ってみましょう。
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クリアの意味(色相環)~2018年メルマガ

2018年は、代表的な1次色・2次色・3次色を見てきました。...
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金色(ゴールド)の意味(3次色と色相環)~2018年メルマガ

金色(ゴールド)はオレンジと黄色の3次色(ターシャリーカラー)。2次色のオレンジ色と1次色の黄色(イエロー)の理解が3次色の理解を深めるのです。ここでオレンジ色と黄色を振り返ってみましょう。ゴールドを構成するイエロー・オレンジ・レッドはどの色も「陽」「外向」「動」の色。ただし「明るく」「軽い」イエローと比較すると、「赤」の要素が入るゴールドは「パワー」「エネルギー」「重さ」の質が強まることがわかると思います。
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赤みの紫(マゼンタ・ローズ)の意味(3次色と色相環)~2018年メルマガ

赤紫(マゼンタ・ローズ)は紫と赤色の3次色(ターシャリーカラー)カラーセラピーの色相環が理解できると、赤紫は多めの紫+少しの赤で構成されていることがわかります。2次色の紫色(バイオレット)と1次色の赤色(レッド)の理解が3次色の理解を深めるのです。ここで紫色と赤色を振り返ってみましょう。
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青みの紫(パープル・インディゴ)の意味(3次色と色相環)~2018年メルマガ

青紫色(パープル・インディゴ)の色の意味は?「精神性」「個性」を意味する紫に、青の「内向」「内省」を加えた青紫は、刺激的な物質世界より静穏な形而上世界との繋がりが強く「深さ」が特徴です。青紫は紫色(2次色)と青(1次色)から成る3次色ですが、2次色の「紫色」には「赤と青」の要素が入っていますので、「赤の意味」も隠し持ちます。青紫は「1/3の赤と2/3 の青色」を持つ色であり「2次色の紫と1次色の青色」を持つ色なのです。
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黄緑色(スプリングリーン)の意味(3次色と色相環)~2018年メルマガ

スプリンググリーンは緑色(グリーン)に黄色(イエロー)の「軽さ」「明るさ」を加えた色です。「成長」「変化」の緑色に黄色の軽さを更に加味した黄緑はカラーセラピーの色相環が理解できると、黄緑は多めの緑+少しの黄色で構成されていることがわかります。2次色の緑色(グリーン)と1次色の黄色(イエロー)の理解が3次色の理解を深めるのです
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紫色(バイオレット)の意味(2次色と色相環)~2018年メルマガ

赤、青、黄色のプライマリーカラー(1次色)を1/2ずつ混色す...
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