カラーハーモニー~センセーション「補色」の読み解き

補色カラーハーモニー カラーセラピー

センセーションカラーセラピーでは色相環の対極にある補色を「カラーハーモニー(色彩調和)」と呼び、
「互いに補い合う、よい組み合わせ」
として補色をポジティブに扱います。(補色の扱いはシステムで微妙に異なります)

センセーションのカラーハーモニー

センセーションカラーサークル(色相環)における補色は、以下の通り。

●レッドー●グリーン
●オレンジー●ブルー
●イエローー●バイオレット
●パープルー●ゴールド
●ローズー●スプリンググリーン

10色5組の組み合わせです。
※補色コンビネーションは各システムの「色相環」により変動します。

センセーションカラーハーモニー

レッド&グリーン・オレンジ&ブルー、イエロー&バイオレット、ゴールド&パープル、スプリンググリーン&ローズ

このコンビが「過去」「今」「未来」の2本ペアで置かれていたらカラーハーモニーです。

「カラーハーモニー」では、対関係の色の意味を「補い合う良い組み合わせ」になるように表現します。(オーラライトやアヴァターラなどの2層組み合わせにも適応できます)

色の意味は無数にありますので、最初は「代表的な色の意味」を組み合わせて覚えてください。

ただし…カラーセラピストとしては、「読み解きの正解」があるわけではない
  1. 「そのクライアントさんの気持ち」に、補色の「どの意味とどの意味が調和(ハーモニー)してるか?」はクライアント本人に聴かないと分かりません
  2. まずはセラピストが「色の意味」を覚えてないと「補色として問いかける表現」ができません。
  3. 補色2色の意味を用い、
    「こんな風に補い合っていたらバランスがいい色ですが、あなたにとってはどうだろう?」
    クライアントさんに問いかけ、そのクライアントにとってもっともフィットする「対極バランス」を表現していきます。

もちろん、場数を踏んではじめて出来るようになることです。
1つの色でも読み込めないのに、補色コンビで読み込めるはずがないです。

まずは1つ1つの色を読み込めるよう、楽しみながら場数を踏んでくださいね☆

時々、ご自身がセッションしたセラピーのセレクトボトル写真だけを送ってきて、
「この場合、どんなカラーハーモニーが正解ですか?」
と質問してくる生徒さんがいますが、
「そのセッションの、そのボトルをセレクトしたクライアントにとっての正解」は、当該のクライアントさんじゃないとわかりません。

チャクラワードを使ってみる

カラーセラピーセッション上の「カラーハーモニー表現の正解」はありませんが、チャクラワードで「組み合わせ」たベーシックなパターンをあげておきます。

実際のセッションの場は「お勉強」ではありません。その時々の「クライアントさんの心に添うよう・フィットするように」表現を変えていきます。

レッドーグリーン 第1チャクラ(BODY)ー第4チャクラ(HEART)

肉体と心
行動力と気持ち
リーダーシップと協調性
猪突猛進とバランス

オレンジーブルー 第2チャクラ(EMOTION)-第5チャクラ(MENTAL)

感情と精神性
外向と内向
友人と楽しむことと、1人を楽しむこと
体感することと、言葉で表現すること

イエローーバイオレット 第3チャクラ(MIND)-第7チャクラ(SPIRITS)

意思と自己実現
個人と社会貢献
自己主張と熟考
理性と直感

パープルーゴールド 第6チャクラ(INTUITION)-第10チャクラ(ゴール)

直観と目標
洞察力と知恵
深い内省と自己評価
閃きと努力

ローズースプリンググリーン 第8チャクラ(成熟)ー第9チャクラ(新しいスタート)

成熟させることと新しい方向性
収穫とリスタート
他者への配慮と自由で無邪気な
全体性と絞り込み

※一例です。上のベーシックワードから自分で表現を広げてみましょう。

チャクラとカラーセラピー
カラーセラピーの「チャクラの意味」「チャクラ段階」は、「色の...

カラーハーモニーを読み解くポイント

「今現在」の2本がゴールド&パープルでカラーハーモニーだとすると…

例えばゴールドは「目標達成へ向けた努力」・補色のパープルは「洞察力」「直観力」。
「自分の道を見失わない洞察力を持ちながら、目標に向け邁進している」
これ、バランスよく調和していますよね。もしくはゴールドの「外向」「人の上に立つ」・パープルの「深い内省」「内向」なら、
「人の上に立ち輝きながらも、常に深く自省・内省をする人」
これもバランスよく調和していますよね。

でも、目の前のクライアントさんにどちらのハーモニーが響くか?は聴かない限りとわからないのです。(もちろん他にもパープル&ゴールドの意味はたくさんあります)

  1. まず1つ1つの色の意味を使って理解する。語彙力を広げる。
  2. 「色の意味」を組み合わせ「補色~調和がとれる(と思える)」語彙力を培う。
  3. セッションの場で「クライアントさんに聴いてみる」。

こうやって1~3の手順を踏んで「カラーハーモニー(というか色同士を組み合わせた表現)」の使い方に慣れて行ってください。

2013年のカラーセラピスト勉強会では1年を通し「補色で色彩言語」を学び、皆さまに「補色のワードの組み合わせ」を作って頂きました。

わたしが思いつかないような言葉の組み合わせも多々ありました。

繰り返しますが、セッションの場での「正解」はクライアントさんの心の中にあります。

でも「正解」を導くために使う「色の意味」のセレクト、組み立てには「セラピストの色の個人史・経験値」が反映されます。
それがカラーセラピストの個性であり魅力になるのです。(だからカラーセラピーって面白いんですね)

2層カラーセラピーシステム

オーラライトやアヴァターラなどは「カラーハーモニー~補色は調和してる良い組み合わせ」という枠がありませんので、補色は、

・ポジティブに作用していると「両極のバランスが取れている」
・ネガティブに作用していると「葛藤・お互いが足を引っ張り合う」組み合わせになります。

上記チャクラワードを参考に「問いかけ」てみてください。

また「どちらの色が上か?」で「優先するものがどちらの極か?」がわかります。
※このスキルを詳細に学ぶのが、オーラライトやアヴァターラのセカンドコースとなります。

 

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