1次色(プライマリーカラー)の赤・青・黄色
2次色(セカンダリーカラー)のオレンジ・緑・紫は理解できたでしょうか?
赤紫(マゼンタ・ローズ)は紫と赤色の3次色(ターシャリーカラー)
2次色に1次色を足した色が「3次色」です。
どのカラーセラピーシステムでも用いる基本6色と異なり、3次色は各カラーセラピーシステムが「使用したり・しなかったり」「自分たちの特質を出した色名を使ったり」と特性が出ます。
・センセーション、トリコロールカラーセラピー(ローズ)
・オーラライト、アヴァターラ、オーラソーマ(マゼンタ)
・センセーションビコロール(ローズマゼンタ)
どの色名を使っていても、
「色相環上の位置」は「赤よりの紫色」
「2次色の紫」に「1次色の赤」を足しているという視点で見れば同義です。
赤紫色を構成している「紫」と「赤色」を理解する
カラーセラピーの色相環が理解できると、
赤紫は多めの紫+少しの赤
で構成されていることがわかります。
2次色の紫色(バイオレット)と1次色の赤色(レッド)の理解が3次色の理解を深めるのです。ここで紫色と赤色を振り返ってみましょう。
「精神変容」「変化」(グリーンは地に足がついた変化~現実的な成長・変化。紫色は「形のないものの(精神・魂など)変化・変容」です)
「移りゆく」「様々な顔(才能・目標・趣味など)を持つ」「個性的な」「ユニークな」
赤と青のバランス=「理想(青)を具現化する(赤)~自己実現」「社会貢献」「社会奉仕」
紫色は夢と理想を追いかけ、具現化しながら、自分自身を変容させ続ける色なのです。>>2次色の紫色
「目覚め」て「自分の足で最初の1歩を踏み出す」「行動する」「具現化する」「生きるため(サバイバル)」「欲するものを手に入れるため(ハンティング)」…赤色の動機はシンプルです。「自分の力で今すぐ獲得する」「自分の基盤(肉体・生命)を自分で維持する」
赤色は、壮大な夢を描くのではなく「まずは自分の両手が持てる物を手に得るために」アクションを起こし足元(基礎)を固めていく色なのです。>>1次色の赤色
赤紫色(マゼンタ・ローズ)の色の意味は?
「青紫は「紫」と「青」という、共に「静」「精神性・理想」の色で構成されていました。しかし赤紫は、
の混色です。古くはゲーテがマゼンタに対し、
「紫色の向こう、赤の手前にある見えざる色」
として言及しています。ローズマゼンタはバイオレットを「超えた色」。青紫や紫より更に「赤」が強まる「赤紫」には、「赤の能動性・行動力・物質性」が強まることが分かると思います。
紫色の「客観性」「洞察力」を持ちながら、赤の「指導力」「先頭を行く」パワーも兼ね備えている…そんな「成熟」した人々の色ですので、「理想と現実」のバランスをうまくとることができます。
3次色を構成している1次色と2次色の質を理解する
「この色には何色が隠れているか?」が見抜けるようになると、隠れた補色・隠れた繋がり…ボトルに「隠れている意味」が見いだせます。
赤紫は紫色(2次色)と赤(1次色)から成る3次色ですが、2次色の「紫色」には「赤と青」の要素が入っていますので、「青の意味」も隠し持ちます。
赤紫は「1/3の青と2/3 の赤色」を持つ色であり「2次色の紫と1次色の赤色」を持つ色なのです。