カラーヒーリング法~カラーセラピストのための

カラーヒーリング(カラーセラピストのための) カラーセラピーの基礎知識

先日のカラーセラピスト勉強会でも「カラーヒーリング講座」を開催しましたが、まとめておきます。

色と光のヒーリング法・色光療法

当校でもセラピストを養成しているルネッセントやインティライトは「色光療法」「クロモテラピー」「ライトセラピー」と称される、代表的な「カラーヒーリング」手法です。

光療法の手法は「室内灯の普及」「ガラス工芸技術の歴史」とリンクします。

1、ルーツは「日光浴(光源→太陽/ダイレクトに全身で浴びる)」
2、古代は神殿の壁に色ガラスをはめ込み、色光を浴びる。(当時、大判板硝子は制作できません)
3、19世紀セス・パンコーストが「光源→太陽/天窓の色ガラス/ダイレクトに全身で浴びる)」
4、エドウィン・バビットは「光源→電球/色フィルター(おかげで色々な色が使用)/身体のポイントに照射」
5、その後、光源が徐々に小さくなりライトトーチ型が定番スタイルとなりました。

ディンシャー・ガーダリーやテオ・ギンベルの影響を受け継ぎチャクラに照射しつつ、中医学や陰陽五行ともリンク(経絡やツボを使用)した「色光療法」が現在の主流です。

インティライト、ルネッセント、ルマライト、オーラソーマのビーマライトペン、カラーパンクチャーなどペンライト型色光療法は数多くあります。
どれも「色光」をチャクラ・経絡・ツボに照射してトリートメントを施すカラーヒーリングです。

ルネッセント・インティライト| ライトセラピー資格取得講座
ライトセラピー(クロモテラピー)は色光療法として、古くからあ...
カラーヒーリング(カラーセラピストのための)

左から時計回りに「カラーエッセンス」「カラーセラピーアイウェア」「カラースプレー」「色光療法」

色と光のヒーリング・飲む

上の「色光療法」は「色と光を身体のポイントに当てる」手法でした。こちらは、

色と光のエネルギーを飲むカラーヒーリング

代表的なのは、

  • 古代インドのソラライズドウォーター(アーユルヴェーダ出典)
  • エドウィン・バビットの太陽万能水

類似品で、今完成品を1番入手しやすいのはハワイのソーラーブルーウォーターかな?ガラス瓶と色つきセロファンで自作も出来ます☆

もう少し楽をするなら、カラーエッセンスもあります。

フラワーエッセンスと同じ原理で、各カラーのエネルギーが注入されています。お茶などに入れてカラーのエネルギーをダイレクトに飲む手法です。

色を食べるカラーヒーリング

食べ物の色で必要なエネルギーを取り入れる。この手法は、日光浴に続く古典的なカラーヒーリングです。
もし(この記事を読んでいる、色に興味がある)わたし達が、人工的な彩色がない時代に生まれ・生きていたなら…と妄想すると、

「食べ物(自然)にはなぜこんなに多様な色があるのかな?」
「この色には何か意味(効能)があるのでは?」

と考えたかもしれないません。

個人的な話ですが、わたしは風邪の引きはじめにオレンジジュースが飲みたくなります。
いや、「風邪の自覚症状が出る前にオレンジジュースを飲みたくなる」ので、
「オレンジジュース飲みたいなぁ。あ、風邪ひくかも」
と考えます。生理前、チョコなど甘いものを食べたがる女性は多いですよね。わたしのオレンジジュースは「ビタミンCを欲してる」から。
生理前に甘いものを食べたくなるのは「生理前に減少するセロトニンを、一時的に上げるのが糖分やチョコだから」です。

わたし達の直観・潜在意識は、自分に必要なものを自分で知っています。
特定の色が足りない人が、その色の食べ物を直観的に欲することは、不思議なことではないのです。

食べ物のカラーヒーリング

特に天然の色はわたしたちに必要な波動を持っています。

 

その他、各種カラーヒーリングを知ろう

わたし達の生活の中には「色があふれて」います。
カラーセラピストとして「色への知識を応用・活用」さえ出来れば、カラーヒーリングは身近な行動・物体の色で十分に行えます。

環境の色でヒーリングする

原始~古代は「自然の配色」そのものがヒーリング作用を持っていました。
しかし現代社会(特に都内)で、職場や家の窓から「自然の配色が見える・自然の色に癒される」環境は難しいですよね。

もちろん、自然の植物・花・鉱物などの「色」や「波動」を家の中に取り入れるのもアイディアの1つですし、現代流に「インテリアカラー」のカラーヒーリングを期待するのもいいですね。
欧米は塗り壁なので、DIYでペンキを塗り環境の色を楽しめます。

ちなみに当校のトイレは藤色とスプリンググリーン。
本当はこの数年マイブームな「パープル&スプリンググリーン」にしたかったのですが、「サンゲツのカタログにないと取り寄せに時間がかかったりして、気軽に壁の色を楽しめません…塗り壁いいな~。

色を塗る~カラーペインティング

身体に色を塗る・身体の一部に色を塗る(現代は化粧やネイルですね)・物体を彩色する…人間は古くから、

  • 塗った色に意味性をもたせる(サイン・シンボル)
  • 塗る行為自体に神聖さ・癒しを感じる

2つの効果を実感しながら彩色してきました。

ボディペインティング

人類は石器時代から「肌を彩色」しています。
死者の再生復活を願う、死者の魂から自分たち生者を守護する…といった呪術的使用法から、同族間のサインとしての「色」まで、肌を彩色することは特別な意味を持っていました。

現代では簡単な道具でボディペインティングを楽しめます。ヘナ、グリッタータトゥなど楽しんでみてもいいですし、ネイルと組み合わせても良いですよね。

ペインティング

彩色画の歴史はクロマニョン人からスタートしました。→旧石器時代の色「ラスコー展」

現代は様々なアート手法がありますので、塗り絵・パステル・水彩などアートセラピー要素も取り入れながら楽しんで頂ければ、一層のヒーリング効果を感じることができるかもしれません。

当校の仏画体験WSでも、彩色の時はやっぱり皆さま、
「色塗り、楽しい~♪」
とおっしゃっていただいております。
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以上のように、かつてのシャーマニズム~自然の色や光の治癒が、現代は多種多様な手法で応用できます。
これらを「組み合わせ」「クライアントさんに処方の色を提案する(出来る)」のが、カラーセラピーの楽しいところでもあるのです^^

 
 

カラーセラピーの基礎知識

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