観音菩薩(クァンイン)/点描仏画C5

観音菩薩仏画 仏画の色と仏画体験WS

いわずもがなメジャーな観音菩薩(観自在菩薩)。チベット語だとチェンレースィ、中国語だとクァンイン。
ヒーリング世界では、オーラソーマにラオツー&クァインイン(老子と観音)ボトルがあったり、オラクルカードにもクァンインカードがあったり…なぜか中国語読みが流通してますね。(ちなみにサンスクリットだとアヴァローキテーシュバラ。長い)

観音菩薩は白い身体

オーラソーマも「クァンイン&ラオツー(観音と老子)ボトルがありますし、アメリカ輸入のヒーリングオイルにも「クァンイン」があります。

観音菩薩真言(マントラ)

チベット仏教圏を旅していると、朝から晩まで誰かが呟く観音真言~「オン・パ二・ぺメ(パドメー)・フン」(宝珠と蓮華に幸いあれ)が耳に入ってきます。

ダライ・ラマはこの観音菩薩の変化’生まれ変わり”と伝えられてますし、チベット人の観音信仰は非常に強烈。息を吐くかのごとくマントラを唱えています。

この観音マントラをサンスクリット表記すると「六字」になり、六字観音はこの真言をシンボライズ・尊格化しています。

 

観音菩薩(六字観音)の造形

六字観音は二臂を持つ白い身体に、右手に数珠・左手に白い蓮、もう1つの両手では宝珠を持っています。
この観音菩薩の涙からホワイトターラグリーンターラが誕生したことから、脇侍としてホワイトターラ、グリーンターラの2尊が描かれることも多いです。

右目から生まれたホワイトターラ

左目から生まれたグリーンターラ

「慈悲の菩薩」という側面からか、各国・地域での民間信仰が非常に強く、二世紀の「法華経」からすでに、人々の暮らしの中に変化して登場する観音菩薩が登場しています。

八世紀以降は十一面観音、千手観音、三十三観音など状況や功徳に応じた観音が多く生み出されています。

 

観音菩薩仏画

当校ではクァンイン「彩色仏画」「点描仏画」を描いていただくことができます。

六字観音仏画

点描仏画C5「観音菩薩(クァンイン)」

 

クァンイン点描曼荼羅

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