曼荼羅

カラーセラピーの基礎知識

曼荼羅とカラーセラピー

ユングは、自身が「無意識との闘い」を繰り返した人でした。 彼は自身の療法と研究の一環で「黒の書」と名付けたノートに、自分の中に沸き上がるイメージを書き記していました。 ユングと曼荼羅 やがて「黒の書」は「赤の書」に替わり、1916年~191...
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曼荼羅につきまして

曼荼羅とはサンスクリット語のmandala。mandaは「心髄」「本質」「醍醐」の意味を持ち、laは物の所有を表します。 宗教的な曼荼羅 曼荼羅は4世紀、インドの祭祀の壇として登場しています。神仏を降ろす祭壇…まさに「本質を所有する場」です...
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馬頭観音/点描仏画C11

「馬頭」の名の通り馬の首を冠し、馬のみならず畜生の救済を行う観音変化菩薩。昔の人たちにとって「使役動物」こそが命綱。馬や牛は「商売道具」であり「旅の盟友」であり日常に欠かせない相棒。馬や牛が傷つかず、自分たちの旅路も守られるように、各地に馬頭観音が建立されています。「見た目の顔」は問題じゃないと思いつつ、大事なペット託し供養するには、優しい顔の方がいいですよね(笑)
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薬師如来(バイシャジャグル)/点描仏画C10

チベットでも日本でも人気の薬師如来。チベット語ではサンギェ・メンラ。サンスクリットではバイシャジャグル。(バイシャジャは「医療」、グルは「指導者」)衆生の病を治すという質からか、古くからインド・チベット、日本でも庶民からの信仰が篤く、密教でも顕教でも信仰を集めています。日本では「大医王仏」とも呼ばれ、飛鳥時代から信仰の対象になっています。薬師如来は十二神将・七千眷属を率いていますが、この眷属の多さは衆生を悩ます病の多さを表しているそうです。人間を蝕む心身の病の多さは現代と変わらないのですね。
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チャクラとチベット仏教・五智如来

チベット仏教にもチャクラ思想はあります。チベットは隣国である2つの大国~インドと中国の影響を多大に受けつつ、独自のチベット仏教、チベット医学を発展させてきました。チベット仏教にもチャクラ思想はあります。チベットは隣国である2つの大国~インドと中国の影響を多大に受けつつ、独自のチベット仏教、チベット医学を発展させてきました。
カラーセラピー

仏教五大と色と形(方位)

仏教五大と色・色と形の象徴・密教五色・五智如来の色と方位 五大と色 仏教五大は地大「黄色」水大「白色」火大「赤色」風大「黒色」空大「青色」この五元素・五色で構成されています。
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大日如来(マハ―ヴァイローチャナ)/点描仏画C9

ヴァイローチャナ、またはマハ―ビルシャナ。ビルシャナ(毘盧遮那)は「遍く照らす」意味を持ちます。マハ―(偉大な)ビルシャナである大日如来は「宇宙の隅々まで遍く照らす智慧」の如来です。釈迦が開祖いた仏教は時代と共に変化し、より暮らしに根付いた功徳や現世利益を与える尊格を増やしはじめ、7世紀には密教が成立しました。空海が招来した両界曼荼羅(金剛曼荼羅・胎蔵曼荼羅)の中核に座すのが大日如来です。
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孔雀明王(マハ―マユ―リ)/点描仏画C8

マハーマユーリまたはマニーラ。孔雀明王は、あらゆる諸毒や災難を取り除くとされる明王です。毒虫はよく悪や厄災のシンボルにされます。(蛇は東西問わず智慧のシンボルであり、良くも悪くも様々な宗教・伝説に登場しますね)孔雀は美しい姿とは裏腹に蛇や毒虫を餌にします。ゆえに、孔雀明王は厄を取りのぞく美しい菩薩形の明王として描かれます。修験道では役小角が孔雀明王真言を唱え30年の行を積んだと言い伝えられ、真言密教では釈迦が衆生を教化すると為に取った姿とも言われています
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観音菩薩(クァンイン)/点描仏画C5

観音菩薩(観自在菩薩)。チベット語だとチェンレースィ、中国語だとクァンイン。ヒーリング世界では、オーラソーマにラオツー&クァインイン(老子と観音)ボトルがあったり、オラクルカードにもクァンインカードがあったり…なぜか中国語読みが流通してますね。(ちなみにサンスクリットだとアヴァローキテーシュバラ)「慈悲の菩薩」という側面からか、各国・地域での民間信仰が非常に強く、二世紀の「法華経」からすでに、人々の暮らしの中に変化して登場する観音菩薩が登場しています。八世紀以降は十一面観音、千手観音、三十三観音など状況や功徳に応じた観音が多く生み出されています。
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グリーンターラ(緑多羅菩薩)/点描仏画C4

グリーンターラ(緑多羅菩薩)はC2 ホワイトターラと並び、チベット仏教圏で人気が高い女神です。音菩薩が衆生の苦悩を思い流した涙、その右目からホワイトターラ、左目からグリーンターラが誕生しました。グリーンターラの造形 左手には蓮華、右手に与願印を結び、青蓮華の上に半跏趺坐(遊戯座)で坐し、緑色の身体で描かれます。対のホワイトターラが結跏趺坐で両足を上げているのに比べ、半跏趺坐のグリーンターラはすぐさま人々の元へ駆けつける「行動を起こす」女神です。
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