何気なく選ぶ服やインテリアのカラーチョイス。
そのチョイスに「自分から自分への大切なメッセージ」が隠れているとしたら…それを読み解くことが出来たなら、人生は格段に楽しくなると思いませんか?
オレンジ色は友達と楽しむ元気をくれる色
わたしがまだカラーセラピーの存在すら知らず、色に興味もなかった頃。
今でいうブラック(?)企業で働いていたので、たま~の休みの日はプライベートな予定が詰め詰めでした。
「あ~ようやくの休みなのに面倒くさいな。疲れたし行きたくないなぁ」
そんな億劫な気持ちと、
「わたしも皆に逢いたいし、都合も合わせてもらってるから行かなきゃ」
と思う気持ちの間で、休日ごとに揺れていた気がします^^;
その頃、
出かける準備を始めるといつもオレンジ色の服を手に取っている自分
に気づきました。
「明るい色で、テンション上げて行きたいんだな…」
漠然とそう感じつつオレンジ色を着ていたある日、待ち合わせ場所に行くと友人の1人もオレンジ色の服を着ています。
「珍しいね、なんでオレンジ色?」友人にたずねました。すると友人から、
「なんか疲れちゃっててさ~。でも今日は皆と楽しみたかったから”何となくオレンジを着て”来た」という返事が来たのです。
交流することで刺激を受け、日々を楽しむオレンジ
わたし自身が「漠然と感じていたこと」を友人が「言葉」にした時、初めてわたし自身がオレンジを選ぶ理由を「自覚」し、同時に「色の意味」に意識が向きました。
服や小物の色にも意味がある?
当時は「色の意味」も「手に取る色と、心理の関連」は知りませんでした。が、友人が与えてくれた「自覚」により、
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テンションを上げたい時にオレンジ色を着るのは、わたしだけじゃない。
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特に「友人と逢いたい。仲間と楽しみたいという時」にオレンジ色を着るらしい。
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オレンジ色は「友達と楽しむパワーをくれる色」なのか?
カラーセラピストとしての今に繋がる「色と心理への興味」が生まれました。
オレンジ色の服を着る
カラーセラピーのオレンジは「社交」「交流」「非日常」「楽しむ」「サービス精神」「感情」などの意味を持ちます。
仕事三昧の毎日の中の「非日常」、友人たちとの「気楽な交流で気持ちを解放する」こと、疲れているからと言って「受け身にはならず自分が率先して楽しむ為のパワー」をくれる色でもあります。
何年も後にカラーセラピーを学び、「オレンジ色の意味」を知った時に、オレンジ色にまつわるこの記憶を思い出し、
カラーセラピーの主旨に深く納得したものです。また、友人とのやり取りの1コマは、
- 「自分が直感的に受け取っていた曖昧なイメージ」を、
- 人(友人)と対話し「言葉(意識)を与えたことで、自覚する・気づく」ことの重要性
この重要性を実感として教えてくれました。
カラーセラピストはカラーセラピーを通しクライアントさんにコレをやっているわけです。
色の知識を得ることは、自分を知る知恵を得ること
当時のオレンジを、今(カラーセラピストとして)分析すれば…
カラーセラピーを学ぶ前から、この「オレンジ色の服エピソード」はわたしにとって印象深い出来事でした。
けど、もしカラーセラピーを学び、体系立った知識を得ていなければ、
幼馴染とオレンジ色の服が被ったちょっと印象深い話。
で終わっていたはず。
わたしがカラーセラピーを信頼するのは、占いやご神託といった「特別な力を持つ第3者が与えてくれる何か」に依存するのではなく、
特別な知識や経験がない頃から、わたしたちは自然とソレをやっている。
自立自助なところです。
カラーセラピストや色彩心理診断士として特別な知識や経験を得れば、自分がそれと知らずに過去に選択してきた色に、大きな意味が隠れていたと知ることができます。
何気なく通り過ぎた自分の人生・日常の1コマに
「自分が自分に与える大事なメッセージ」がちゃんと含まれている
これって、すごく胸がトキメクことだなぁと思うのです^^
「あれ?最近妙にこの色ばかり選んでいるな…」 「あれ?昔はこの色嫌いだったのに…」
と「自分が選ぶ色」に意識が向くことがありませんか?
また、お友達と会った時 「あれ?珍しい色を着てるね」 と言う会話をしたことはありませんか?
「惹かれる色」「気になる色」には意味があります。
赤い服を着たい時、青い服を着たい時、同じ気分なわけないですよね。その色を手に取る「理由」はちゃんとあるのです。そのシグナルを紐解けたら楽しいと思いませんか?何気ないカラーチョイスの中に隠れた「自分の心の変化」を知り、人生に生かしたいと思いませんか?