北斎の「八方睨み鳳凰図」のように、
「どこが頭で、どこが顔かよくわからない鳳凰を描きたい!」
と思って描いた鳳凰。
この時、極彩色の羽根と火焔を描くことにハマってたのですが、今見るとフェニックス風味が強いかも(笑)
後の詩人や哲学者たちはフェニックスの伝説から、壮大な宇宙の死滅と再生、自然の大いなる循環を見出しました。フェニックスの循環は秘教により500年~1456年周期で伝承されています。
自らの羽根で火を熾し、灰に飛び込み死を迎え、死を迎えたことで次の再生を得る。
エジプトのミイラから伝承されるように「変わらぬ永遠の生命を維持する」のではなく、フェニックスは「死と再生を繰り返し、循環しながら永遠を生きる」シンボルです。
鳳凰を描く
当校では火焔鳳凰の彩色仏画、点描聖獣画を描いていただけます。
鳳凰画は「点描仏画」の1チャプターです。鳳凰画だけを描くことはできません。「点描仏画」で受講必須のC1&C2 、
- チャプター1「基礎講座」
- チャプター2「ホワイトターラ」
を終えてから鳳凰画に進んでいただけます。C1C2受講済みの方は、ご予約時にご希望の聖獣画をご指定下さい。
羽根系の絵をご希望される皆さま
鳳凰や孔雀明王など「羽根」を描く絵が多いですが、点描で再現するには限界がありますので下絵の羽根はごくシンプルなラインのみです。細部まで描きこむも、シンプルに仕上げるも自由です。ご自身のスキルやセンスで適当にお書きください。
逆に、羽根の詳細な下絵をご希望になられる方はご遠慮くださいませ。