カラーセラピーで補色を読み解く
点描仏画
観音菩薩(クァンイン)/点描仏画C5
観音菩薩(観自在菩薩)。チベット語だとチェンレースィ、中国語だとクァンイン。ヒーリング世界では、オーラソーマにラオツー&クァインイン(老子と観音)ボトルがあったり、オラクルカードにもクァンインカードがあったり…なぜか中国語読みが流通してますね。(ちなみにサンスクリットだとアヴァローキテーシュバラ)「慈悲の菩薩」という側面からか、各国・地域での民間信仰が非常に強く、二世紀の「法華経」からすでに、人々の暮らしの中に変化して登場する観音菩薩が登場しています。八世紀以降は十一面観音、千手観音、三十三観音など状況や功徳に応じた観音が多く生み出されています。
グリーンターラ(緑多羅菩薩)/点描仏画C4
グリーンターラ(緑多羅菩薩)はC2 ホワイトターラと並び、チベット仏教圏で人気が高い女神です。音菩薩が衆生の苦悩を思い流した涙、その右目からホワイトターラ、左目からグリーンターラが誕生しました。グリーンターラの造形 左手には蓮華、右手に与願印を結び、青蓮華の上に半跏趺坐(遊戯座)で坐し、緑色の身体で描かれます。対のホワイトターラが結跏趺坐で両足を上げているのに比べ、半跏趺坐のグリーンターラはすぐさま人々の元へ駆けつける「行動を起こす」女神です。
文殊菩薩(マンジュシュリ)/点描仏画C3
文殊菩薩は智慧の菩薩。 チベット語だとジァムヤン、サンスクリット語だとマンジュシュリ。日本の正式名は「文殊師利菩薩」。対になる虚空蔵菩薩が学問・記憶の菩薩だとすれば、文殊菩薩はもっと現実・具体的な「生きるための智慧」の菩薩です。
ホワイトターラ(白多羅菩薩)/点描仏画C2
ホワイトターラ(白多羅菩薩)はチベット仏教圏でとても人気が高い女神です。観音菩薩が衆生の苦悩を思い流した涙、その右目からホワイトターラ、左目からグリーンターラが誕生しました。ターラ(多羅)は「輪廻の海を渡るのを助ける女性」という意味。(サンスクリット語だと「星」「女性的な知恵」の意味も持ちます)
チベット仏教文化圏ではホワイトターラを見ない日はないほどポピュラーな女神で、わたしはダラムサラ(チベット亡命政府)のナムギュル寺で出会ったホワイトターラに一目ぼれし、気づけば屋号になっております(^^;